無色無臭
読み方
むしょく むしゅう意味
色がなく、においもないこと。主に液体や気体などの性質を表す語で、水や空気、化学物質の説明に用いられる。比喩的に、個性・特徴・存在感が乏しく、印象に残りにくいさまをいうこともある。由来
「無色」は色がないこと、「無臭」はにおいがないことを表す漢語で、二つを並べた性質説明の語。由来となる故事はなく、理科・化学・薬学などの記述語として定着した。初出年は不明だが、西洋科学用語が整備された明治時代後期(19世紀末〜20世紀初頭)には広く用いられたと考えられる。備考
本来は物質の性質を述べる客観的な語。比喩では「癖がない」「個性が薄い」という評価になり、文脈によって中立にも否定的にも響く。例文
- 純粋な水は基本的に無色無臭である。
- このガスは無色無臭なので、漏れていても気づきにくい。
- 薬品を扱う前に、無色無臭だから安全だと判断してはいけない。
- 彼の発表は正確だったが、どこか無色無臭で印象に残らなかった。
- 新製品の洗剤は無色無臭で、香りに敏感な人にも使いやすい。
類義語
- 無色透明
- 無味無臭
- 無臭無色
対義語
- 有色有臭
- 色彩豊か
- 芳香馥郁