無知無学
読み方
むち むがく意味
知識がなく、学問や教養も身についていないこと。物事を判断するための基本的な知識や学びが不足しているさまをいう。自分をへりくだって言う場合もあるが、他人に対して使うと強い侮蔑表現になりやすい。由来
「無知」は知識がないこと、「無学」は学問を修めていないことを表す漢語で、同義に近い語を重ねて意味を強めた表現。各語は古い漢籍・仏典由来の漢語として用例があるが、「無知無学」という四字熟語としての初出年は未詳。日本では近世から近代にかけて文章語・教訓的表現として広まったと考えられる。備考
やや硬い表現。自己卑下なら謙遜になるが、他人に向けると差別的・侮辱的に響きやすい。日常会話では「知識がない」「勉強不足」の方が穏当。例文
- 若いころの私は無知無学で、社会の仕組みをほとんど理解していなかった。
- 彼は自分を無知無学だと言うが、実際には多くの経験から深い知恵を身につけている。
- 無知無学を恥じるより、今日から学び始めることのほうが大切だ。
- 相手を無知無学と決めつけるような言い方は、議論を不毛にする。
- 祖父は無知無学の身から努力して読み書きを覚え、商売を成功させた。
類義語
- 無学文盲
- 無知蒙昧
- 不学無術
- 無知浅学
対義語
- 博学多才
- 博識多才
- 学識豊富
- 才学兼備