無理算段
読み方
むり さんだん意味
道理や事情を無視して、何とか都合をつけようと強引に段取り・計画を立てること。無理な要求を通すために、無茶な手立てや見通しの甘い算段をする、という否定的な含みで用いられる。由来
「無理」は道理に合わないこと、「算段」は費用や手順を見積もり工面することの意。江戸期の町人語・商取引用語として「算段」が広まり、近世(江戸時代、正確な成立年は不明)に「無理」と結びついて、無茶なやりくり・段取りを指す言い回しとして定着した。備考
「無茶な算段」「強引な段取り」の意で、実現性の低さや無責任さを批判する場面で多い。古風・文語寄りで、会話では「無理やり」に言い換えられがち。例文
- 納期を一週間早めろというのは無理算段だ。
- 資金も人手も足りないのに開店を急ぐのは無理算段に見える。
- 無理算段で契約を取っても、後で現場が苦しむだけだ。
- 彼は無理算段してでも借金を返すと言い張った。
- 無理算段を重ねた結果、計画は途中で破綻した。
類義語
- 無理強い
- 強引算段
- 無理矢理
- 無理押し
- 無茶算段
対義語
- 臨機応変
- 柔軟対応
- 自然体