無味無臭
読み方
むみ むしゅう意味
味がなく、においもないこと。水や気体、薬品などの性質を表す場合に多く使う。また比喩的に、個性・面白み・味わいがなく、印象に残らないさまをいうこともある。由来
特定の故事・古典に由来する成語ではなく、漢語の「無味」(味がない)と「無臭」(においがない)を並べた表現。成立時期は不詳だが、近代以降、科学・食品・衛生などの説明語として広く用いられるようになったと考えられる。備考
本来は感覚的性質を表す語。比喩で人・文章・作品に使うと「個性がない」という否定的評価になりやすい。例文
- この浄水器を通した水は、ほとんど無味無臭で飲みやすい。
- その気体は無味無臭なので、漏れていても気づきにくい。
- 薬の苦みを消すため、無味無臭に近い形へ改良された。
- 彼の報告書は正確だが、文章としては無味無臭で印象に残らない。
- 無味無臭の素材だからこそ、料理全体の風味を邪魔しない。
類義語
- 味もにおいもない
- 無臭無味
- 無味乾燥
対義語
- 有味有臭
- 味や香りがある
- 芳香馥郁
- 滋味豊か