無事息災
読み方
ぶじ そくさい意味
事故や災難がなく、病気もせず、平穏で健やかに暮らしていること。また、そのような状態を祈ること。個人の健康だけでなく、家族や周囲の人々の安全・安泰を願う場面でも使われる。由来
「息災」はもともと仏教語で、サンスクリット語の訳語とされ、災厄を鎮めることや安らかな状態を意味した。平安時代には仏教関連の語として用いられており、そこに「無事」が加わって「災難がなく健やかであること」を表すようになった。複合表現としての正確な成立年は不明だが、中世から近世にかけて広く定着したと考えられる。備考
神社・寺での祈願文、お守り、年賀状、あいさつ文でよく使う。「無病息災」が病気をしないことに重点を置くのに対し、「無事息災」は事故や災難のない安泰さも含む。例文
- 今年一年、家族の無事息災を祈って初詣に出かけた。
- 祖母は毎朝、子や孫の無事息災を願って仏壇に手を合わせている。
- 地域の祭りでは、住民の無事息災と五穀豊穣を祈願する神事が行われる。
- 旅に出る前に、友人が私の無事息災を願ってお守りをくれた。
- 年賀状には、皆様の無事息災をお祈り申し上げますと書き添えた。
類義語
- 無病息災
- 平穏無事
- 家内安全
- 安穏無事
対義語
- 多事多難
- 災難続き
- 病気がち
- 波乱万丈