烏合之衆
読み方
うごう の しゅう意味
規律や統一がなく、ただ人数だけ集まっている無秩序な集団のこと。見かけは多勢でも、結束力・統率・実力に乏しく、少しのことで崩れやすい人々の集まりを、カラスがやたらに群れるさまにたとえていう。由来
中国の歴史書『後漢書』耿弇伝(5世紀前半成立)に見える語に由来する。カラスが秩序なく群がる様子から、統率も結束もない寄せ集めの兵や群衆をたとえた表現で、日本には漢籍を通じて伝わり成句として定着した。備考
現代では「烏合の衆」と仮名交じりで書くことも多い。相手を無秩序で力のない集団と見なす強い蔑称なので、対人評価では使い方に注意。例文
- 統率を欠いたその軍勢は、しょせん烏合之衆にすぎなかった。
- 目的も理念も共有していない集まりでは、烏合之衆と見なされても仕方がない。
- リーダー不在のチームは烏合之衆となり、試合で連携を失った。
- 反対派を烏合之衆と切り捨てる発言は、相手を強く見下す印象を与える。
- 会社は寄せ集めの組織を再編し、烏合之衆から脱して結束力を高めた。
類義語
- 寄せ集め
- 一盤散沙
- 無統制集団
対義語
- 一致団結
- 精鋭部隊
- 統率の取れた集団