炉辺談話
読み方
ろへん だんわ意味
暖炉や囲炉裏のそばでくつろぎながら話すような、打ち解けた親しい語り合いのこと。転じて、堅苦しさを避け、相手に身近に語りかける非公式で親しみやすい談話をいう。特に、米国大統領ルーズベルトのラジオ演説の呼び名として有名。由来
英語の fireside chat の訳語。炉辺は暖炉・囲炉裏のそばを意味する。1933年(昭和8年)以降、米国大統領フランクリン・D・ルーズベルトがラジオで国民に親しく語りかけた放送を日本で「炉辺談話」と訳したことから広く知られるようになった。備考
英語由来の訳語として定着した表現で、故事成語型の四字熟語というより一般名詞に近い。現代では実際に炉のそばでなくても、親しみやすい非公式な語りかけをたとえて使う。例文
- 社長は訓示ではなく、炉辺談話のような雰囲気で社員に会社の方針を語った。
- その番組は、政治家が視聴者に炉辺談話の調子で政策を説明するのが特徴だ。
- ルーズベルト大統領の炉辺談話は、不安な時代の国民に安心感を与えた。
- 地域の集まりでは、講演形式よりも炉辺談話の形で意見を交わすほうが好まれた。
- 校長は保護者会で、堅い挨拶をやめて炉辺談話めいた語り口に切り替えた。
類義語
- 懇談
- 歓談
- 親しい語らい
- 打ち解けた対話
- ファイアサイドチャット
対義語
- 公式声明
- 儀礼的会談
- 一方的演説