満身創痍
読み方
まんしん そうい意味
全身が傷だらけであること。そこから転じて、人や組織、計画などが大きな打撃を受け、ひどく弱ったり痛めつけられたりしている状態をいう。肉体的な負傷だけでなく、精神的・経済的なダメージについても比喩的に使われる。由来
「満身」は全身、「創痍」はきずを負うことを表す漢語。中国古典に見られる語をもとにした表現で、四字熟語としての明確な初出年代は未詳だが、由来は古代中国にさかのぼる。日本では漢文の受容を通じて定着し、近代以降は比喩的に『大きな損害を受けた状態』にも広く用いられるようになった。備考
「創痍」は『そうい』と読む。文字どおりの負傷だけでなく、組織・経済・精神状態が深く傷ついた比喩にも使う。やや硬めの表現。例文
- 激戦を終えた兵士たちは、満身創痍のまま陣地へ戻った。
- 主力選手の故障が相次ぎ、チームは満身創痍で決勝戦に臨んだ。
- 不祥事と業績悪化が重なり、その会社は満身創痍の状態だった。
- 彼は失敗と挫折が続き、心まで満身創痍になっていた。
- 台風の被害を受けた町は満身創痍だったが、住民は復興に向けて動き始めた。
類義語
- 遍体鱗傷
- 傷だらけ
- 傷痍累々
- 青息吐息
対義語
- 無傷
- 意気軒昂
- 元気溌剌