満漢全席
読み方
まんかん ぜんせき意味
清朝中国の宮廷料理に由来する、満州族料理と漢民族料理の粋を集めた非常に豪華な宴席のこと。転じて、食べきれないほど多くの高級料理が並ぶ盛大な食事や、ぜいたくなごちそうのたとえとしても使う。由来
「満」は満州族、「漢」は漢民族、「全席」は料理を一通りそろえた宴席を指す。中国の清代、宮廷で満州族と漢民族の料理を合わせて供した大宴会に由来する。成立時期は諸説あり、康熙年間(1662〜1722年)に始まったとも、乾隆年間(1736〜1795年)ごろに整ったともされるが、厳密な初出年は不明。備考
本来は中国清朝の宮廷宴席を指す語。現代日本語では、実際の料理形式よりも「非常に豪華な中華料理・ごちそう」の比喩として使われることが多い。例文
- 結婚披露宴では、まるで満漢全席のような豪華な料理が次々と運ばれてきた。
- 旧正月の祝いに、親戚一同で満漢全席さながらの食卓を囲んだ。
- 高級中華料理店の特別コースは、品数も味も満漢全席と呼ぶにふさわしい内容だった。
- 彼は冗談めかして、コンビニ弁当を三つ並べて『今夜は満漢全席だ』と言った。
- 海外からの賓客をもてなすため、ホテルは満漢全席を意識した華やかなメニューを用意した。
類義語
- 豪華絢爛
- 山海珍味
- 美酒佳肴
- ごちそう三昧
- 豪華な饗宴
対義語
- 一汁一菜
- 粗衣粗食
- 粗食
- 質素倹約