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温故知新

読み方

おんこ ちしん

意味

昔のことや前人の知恵・教えをよく学び直し、そこから現在に役立つ新しい知識や見方を得ること。また、過去の経験をふまえて新たな発見や創意につなげることをいう。

由来

中国古典『論語』為政篇にある孔子の言葉「温故而知新(故きを温ねて新しきを知る)」に由来する。成立は春秋時代末期から戦国初期ごろ、紀元前5世紀前後とされる。昔の教えを復習し、その理解を深めることで新たな知見に到達するという学問観を示した語。

備考

学習・研究・伝統文化・経営など幅広く使う。単に昔を懐かしむ意味ではなく、過去を手がかりに新しい価値や知見を得る点が重要。

例文

  • 歴史資料を読み直して現代の課題を考える姿勢は、まさに温故知新だ。
  • 老舗企業が伝統技術を生かして新製品を開発したのは、温故知新の好例である。
  • 茶道を学ぶと、温故知新の精神が日本文化の各所に息づいていると感じる。
  • 会議では過去の失敗事例を検証し、温故知新の観点から改善策をまとめた。
  • 教師は、生徒に古典をただ暗記させるのではなく、温故知新の面白さを伝えようとした。

類義語

  • 稽古照今
  • 継往開来
  • 故きを温ねて新しきを知る

対義語

  • 因循守旧
  • 数典忘祖
  • 墨守成規

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