活潑潑地
読み方
かっぱつ はっち意味
生き生きとして勢いがあり、活気に満ちているさまをいう。とくに禅語では、固定した見方にとらわれず、生命力が満ちあふれて自由自在に働いているあり方を表す。人の気力・文章・場の雰囲気などが躍動的で伸びやかなことにも使う。由来
中国禅の語に由来し、遅くとも宋代(10~13世紀ごろ)には禅林で用例が見られるとされる。「活潑」は生き生きしたさま、「地」は漢文で状態を表す助字。禅では、悟りのはたらきが滞りなく自由に現れるさまを示し、日本にも禅語として伝わった。表記は「活溌溌地」とも。備考
主に文章語・禅語的な響きをもつ語で、日常会話ではやや硬い。ふつうは「活発」「生き生きとしている」などで言い換えることが多い。表記ゆれに「活溌溌地」がある。例文
- 若い研究者たちの討論は活潑潑地で、会場全体が熱気に包まれた。
- 彼の文章には活潑潑地の気があり、古い題材でも新鮮に読める。
- 師は、修行者の心は活潑潑地でなければならないと説いた。
- 祭りの日の商店街は人声に満ち、活潑潑地たる景色を見せていた。
- その俳優の演技は活潑潑地として、舞台に強い生命感を与えた。
類義語
- 元気溌剌
- 生気溌剌
- 活気横溢
- 自由闊達
- 意気軒昂
対義語
- 意気消沈
- 沈滞低迷
- 無気力
- 死気沈沈