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永字八法

読み方

えいじ はっぽう

意味

書道で、漢字「永」の一字に含まれる八つの基本的な筆づかいをいう。点・横画・縦画・はね・払いなど、楷書を書くうえで重要な運筆法をこの字で総合的に学べるとする考え方。

由来

中国の書論に由来する語。起源の正確な年代は不明だが、楷書の技法が整った六朝末から唐代(6〜9世紀ごろ)に体系化されたとされる。「永」の字に八種の基本点画が備わるとして、王羲之やその流れをくむ書法と結びつけて伝えられ、日本にも書道教育の用語として受容された。

備考

日常会話よりも書道・書法の分野で使われる専門語。比喩的に「基本技法の集約」という意味で用いられることもある。

例文

  • 書道の先生は、まず永字八法を身につけることが大切だと言った。
  • 永字八法を意識して書くと、点や払いの形が安定してくる。
  • 初心者向けの講座では、永字八法を使って筆の動かし方を説明した。
  • 彼女の楷書は、永字八法の基本がよく守られていて美しい。
  • 作品づくりの前に、永字八法を何度も練習して筆慣らしをした。

類義語

  • 八法
  • 永字八勢
  • 書法八法

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