気骨稜稜
読み方
きこつ りょうりょう意味
自分の信念や正義を貫こうとする心が強く、権力・圧力・世評などに簡単には屈しないさま。人柄に一本筋が通り、気概や独立心が際立っている様子をいう。由来
「気骨」は信念を守って屈しない精神・気概、「稜稜」は角立って鋭く、きびしく際立つさまを表す漢語。特定の故事に基づく語ではなく、漢籍由来の語彙を組み合わせた表現とされる。成立年は不詳だが、近世から近代以降の漢文調・文章語で人物評に用いられるようになった。備考
文章語的で硬い表現。人物を高く評価する文脈で使われることが多いが、頑固・反骨的という含みを帯びる場合もある。「気骨稜々」とも書く。例文
- 彼は気骨稜稜たる記者として、権力者の不正を追及し続けた。
- 気骨稜稜の人物だけに、上司の理不尽な命令にも黙って従うことはなかった。
- その老教授は気骨稜稜として、流行に流されず自説を守り抜いた。
- 創業者の気骨稜稜たる姿勢は、今も会社の理念に受け継がれている。
- 気骨稜稜の政治家を期待していたが、彼は世論に迎合する発言を繰り返した。
類義語
- 志操堅固
- 不撓不屈
- 剛毅果断
- 独立不羈
- 反骨精神
対義語
- 唯唯諾諾
- 付和雷同
- 阿諛追従
- 意志薄弱
- 優柔不断