気息奄奄
読み方
きそく えんえん意味
呼吸や活力がきわめて弱く、今にも絶えそうな状態を表す四字熟語です。人が死にかけている様子に使うほか、会社・組織・経済などが崩壊寸前で、かろうじて持ちこたえている比喩としても用いられます。由来
中国古典に由来する漢語です。「気息」は呼吸・いのちの息づかい、「奄奄」は弱々しく今にも絶えそうなさまを意味します。漢籍では人の命が尽きかけた状態を表す語として見られ、日本へは漢文受容の過程で伝わったと考えられますが、正確な伝来時期は不詳です。備考
「きそくえんえん」と読み、文字通りにも比喩的にも使います。人命に関わる深刻な場面で使う語なので、軽い疲労に対してはやや大げさになることがあります。例文
- 事故で重傷を負った彼は、病院に運ばれた時には気息奄奄の状態だった。
- 連日の赤字で、その老舗旅館は気息奄奄としている。
- 炎天下を何時間も歩き続け、私たちは山頂に着くころには気息奄奄だった。
- 改革の遅れが響き、地方経済は気息奄奄の様相を呈している。
- 締め切り前の徹夜が続き、編集部は気息奄奄で朝を迎えた。
類義語
- 青息吐息
- 虫の息
- 半死半生
- 瀕死
対義語
- 元気溌剌
- 意気軒昂
- 生気溌剌