毛骨悚然
読み方
もうこつ しょうぜん意味
恐怖や嫌悪のあまり、髪の毛や全身の骨まで震え上がるように感じること。非常に恐ろしく、ぞっとするさまを表す。怪談・惨状・不気味な出来事などに対して用いられる。由来
中国語の成句に由来する語。「毛骨」は体毛と骨、すなわち全身を指し、「悚然」は恐れてぞっとするさまを表す。古典中国語から日本語に入った四字熟語だが、正確な初出文献・成立年代は未詳。少なくとも近世以前には漢文語として用いられたと考えられる。備考
文章語・硬い表現として使われることが多い。日常会話では「ぞっとする」「身の毛がよだつ」のほうが自然な場合もある。例文
- 深夜の廃病院で聞こえた足音に、私は毛骨悚然とした。
- 事件現場の写真を見た瞬間、記者たちは毛骨悚然たる思いに包まれた。
- 彼の淡々とした告白は、かえって毛骨悚然とするほど恐ろしかった。
- 暗闇の中で誰かに見られている気配がして、毛骨悚然となった。
- その小説の結末はあまりに不気味で、読後もしばらく毛骨悚然としていた。
類義語
- 身の毛もよだつ
- 背筋が凍る
- 戦慄する
- 胆戦心驚
- 戦戦慄慄
対義語
- 泰然自若
- 平然自若
- 神色自若
- 冷静沈着