毎下愈況
読み方
まいかゆきょう意味
物事の状態が進むにつれて、前よりもさらに悪くなること。回を重ねるごとに質や成績、情勢などがいっそう低下していくさまをいう。現代では主に「悪化の一途をたどる」「だんだんひどくなる」という意味で使う。由来
中国・戦国時代の思想書『荘子』知北遊篇(紀元前4〜3世紀ごろ)に見える語に由来する。もとは、豚の肥え具合は体の下の方へ行くほどよくわかる、という話から「下へ行くほど、ますます実情が明らかになる」という意だった。日本では転じて、物事がしだいに悪化する意味で使われるようになった。備考
古典由来の硬い表現で、新聞・評論・報告書など文章語で使われやすい。日常会話では「悪化の一途」「右肩下がり」などに言い換えることも多い。例文
- 改革案が迷走し、会社の業績は毎下愈況の状態に陥った。
- 老朽化した設備を放置したため、工場の安全性は毎下愈況だ。
- 交渉は回を重ねるほど毎下愈況で、両者の溝は深まる一方だった。
- 彼の生活は浪費癖のせいで毎下愈況となり、ついに貯金も尽きた。
- 発言のたびに世論の反発が強まり、支持率は毎下愈況をたどっている。
類義語
- 悪化の一途をたどる
- 右肩下がり
- 下降線をたどる
- 一落千丈
対義語
- 右肩上がり
- うなぎ登り
- 尻上がり
- 好転