毀誉褒貶
読み方
きよ ほうへん意味
人をほめることとけなすこと、また世間からの評価が高低さまざまであることをいう。人物・作品・政策などについて、称賛する声もあれば批判する声もある状態や、そのような評判全体を表す。由来
単一の故事に由来する語ではなく、「毀誉」と「褒貶」という、いずれも中国古典に由来する漢語を重ねた表現です。「褒貶」は古代中国の『春秋』の評価法とも関係づけて語られ、「毀誉」も古い漢籍に見られます。合成語としての正確な成立年は不明ですが、中国古代(戦国〜漢代ごろ)にさかのぼる語要素を持ち、日本では近世以降に四字熟語として定着したと考えられます。備考
やや硬い書き言葉。人物・作品・政策などへの世間の評価を述べる際に使うことが多く、「毀誉褒貶が激しい」「毀誉褒貶の的になる」の形でよく現れる。例文
- その改革案は毀誉褒貶を呼んだが、結果的に会社を立て直した。
- 芸術作品は、発表当時には毀誉褒貶が激しくても、後世に高く評価されることがある。
- 政治家は毀誉褒貶を恐れず、必要だと信じる政策を実行すべきだ。
- 彼は毀誉褒貶の多い人物だが、現場の社員からは厚い信頼を得ている。
- SNSでは一つの発言が瞬く間に拡散し、毀誉褒貶の的になりやすい。
類義語
- 賛否両論
- 褒貶
- 毀誉
- 賛否