毀誉褒貶
読み方
きよ ほうへん意味
人をけなすこと(毀)、ほめること(誉・褒)、おとしめること(貶)といった、世間の評価や批評全般をいう。転じて、他人の評判は一定せず、賛否が入り交じって変わりやすいこと、またそうした評価に一喜一憂しない態度を述べる文脈でも用いる。由来
漢語由来の四字熟語で、中国の古典(儒教的な文章・史書など)に見られる「毀(そしる)・誉(ほめる)・褒(ほめたたえる)・貶(おとしめる)」という対概念を並べた表現。日本での厳密な初出年代は不詳だが、漢文訓読を通じて中世~近世以降に広く用いられるようになったとされる。備考
「毀誉褒貶」自体が“賛否の評価”の意。文語的で硬い語感。しばしば「毀誉褒貶は世の常」「毀誉褒貶に一喜一憂しない」の形で用いる。例文
- 彼の新作映画は毀誉褒貶が激しく、観る人によって評価が真逆だ。
- 毀誉褒貶に振り回されず、自分の信じる研究を続けたい。
- SNSでは一夜にして毀誉褒貶が入れ替わることがある。
- 政治家は毀誉褒貶を覚悟してでも改革を進める必要がある。
- 毀誉褒貶は世の常だと受け止め、淡々と仕事をした。
類義語
- 毀誉得失
- 好悪評判
- 賛否両論
- 悪評善評
対義語
- 公平無私
- 明鏡止水
- 公正無偏