歳月蹉跎
読み方
さいげつ さた意味
年月がむだに過ぎ去り、何も成し遂げられないこと。努力や決断をしないまま時機を逃し、人生や仕事の大切な時間を空費してしまうさまをいう。由来
「歳月」は年月、「蹉跎」はつまずいて進まないこと、転じて時機を失い物事が滞ること。中国古典に由来する表現で、晋代(3世紀)阮籍の詩に「白日忽ち蹉跎す」といった用例が見え、後世に「歳月蹉跎」「蹉跎歳月」として年月をむだに過ごす意に定着した。日本での受容時期は明確には不明。備考
やや硬い漢語表現で、日常会話より文章・評論・訓戒的文脈で使われる。人生の時間をむだにしたという後悔や戒めを含みやすい。例文
- 若いころに目標を定められず、気づけば歳月蹉跎の思いにかられた。
- 会議ばかり重ねて実行に移さなければ、会社は歳月蹉跎に陥るだけだ。
- 彼は歳月蹉跎を悔い、五十歳を過ぎてから再び大学で学び始めた。
- 才能があっても努力を怠れば、歳月蹉跎のうちに好機は去ってしまう。
- 退職後の日々を歳月蹉跎に終わらせないよう、彼女は地域活動に参加した。
類義語
- 蹉跎歳月
- 光陰虚度
- 歳月空過
- 無為徒食
- 時を空費する
対義語
- 寸陰を惜しむ
- 刻苦勉励
- 日進月歩
- 精励恪勤