正当防衛
読み方
せいとう ぼうえい意味
不当な攻撃を受けた際に、自分や他人の権利・身体を守るため、やむを得ず行う防衛行為のこと。刑法上は一定の要件を満たせば違法性が阻却され、罪に問われない(または軽くなる)場合がある。日常会話では「自衛のための反撃」という広い意味でも使われる。由来
法律用語としての「正当防衛」は近代刑法に由来し、日本では明治期の刑法体系整備の中で定着した。現行刑法(1907年〔明治40年〕制定)第36条に「正当防衛」が規定され、以後一般語としても広く浸透した。四字熟語としては漢語の構成で、特定の古典故事に直接由来するものではない。備考
法的概念としては「急迫不正の侵害」など要件があり、単なる言い訳として使うと誤解を招く。類語の「自衛」はより広義。例文
- 相手が先に殴りかかってきたので、押し返したのは正当防衛だと思う。
- 裁判では、その行為が正当防衛の要件を満たすかが争点となった。
- 危険が去った後まで反撃を続けると、正当防衛ではなく過剰防衛と判断されることがある。
- 彼は『正当防衛だった』と主張したが、証拠が乏しく認められなかった。
- 正当防衛という言葉を盾に、暴力を正当化してはいけない。
類義語
- 自衛
- 護身
- 自己防衛
- 防衛行為
対義語
- 不当攻撃
- 不当侵害
- 加害行為
- 先制攻撃