機略縦横
読み方
きりゃく じゅうおう意味
状況に応じて巧みに計略をめぐらし、縦横(自由自在)に駆け引きや手段を使い分けること。頭の回転が速く、相手の裏をかくなど、臨機応変な策略・戦術に長けているさまをいう。由来
「機略」は機転の利いた計略、「縦横」は縦にも横にも自在である意。中国古典由来の語要素を組み合わせた四字熟語で、特定の単一典拠(書名・章句)や成立年は明確でない。日本では漢語として近世以降(江戸期以降)に用例が見られるとされる。備考
褒め言葉にも皮肉にもなる。政治・軍事・交渉など「駆け引き」の文脈で用いられやすく、単なる器用さではなく策略性を含む。例文
- 交渉の場では、彼は機略縦横に条件を組み替え、双方が納得する落としどころを作った。
- 敵将の動きを読んだ機略縦横の策で、劣勢の戦況を一気に覆した。
- 機略縦横に立ち回るだけでなく、最後は誠意で信頼を得ることが大切だ。
- 新規事業の立ち上げでは、機略縦横の発想で資金と人材を集めた。
- 彼女の機略縦横ぶりに振り回され、こちらの思惑はすべて見透かされていた。
類義語
- 縦横無尽
- 自由自在
- 変幻自在
- 奇策百出
- 当意即妙
対義語
- 無策無能
- 単純明快
- 一本調子