機会均等
読み方
きかい きんとう意味
生まれや性別、家庭環境、身分などに左右されず、だれもが同じ条件で学んだり、競争したり、仕事や地位を得たりする機会を与えられること。結果を同じにすることではなく、出発点や挑戦の場を公平にする考え方をいう。由来
近代以降、西洋の「equality of opportunity(機会の平等)」という思想の受容とともに広まった近代的な語と考えられる。正確な初出年は未詳だが、明治末~大正期には教育・社会政策の文脈で用いられ、戦後(1945年以降)は雇用・教育・男女平等の議論で定着した。備考
古典由来の格言というより、近代以降に定着した社会理念を表す語。教育・雇用・昇進などで使われ、「結果の平等」とは区別して論じられることが多い。例文
- 採用では学歴よりも能力を重視し、機会均等を徹底する方針だ。
- 教育の機会均等は、地域格差を縮めるための重要な課題である。
- 会社は昇進において男女の機会均等を保障しなければならない。
- 奨学金制度は、家庭環境に左右されない機会均等を支えている。
- 機会均等が実現しても、結果まで同じになるとは限らない。
類義語
- 機会平等
- 機会の平等
- チャンスの平等
- 均等な機会
対義語
- 機会不均等
- 差別待遇
- 不公平
- 門戸制限