樹下石上
読み方
じゅか せきじょう意味
木の下では石を枕にして眠り、石の上では木の根を枕にして眠る意から、場所や環境を選ばず、どこでも学問・修行に励むこと。転じて、苦しい条件の中でも勉学や努力を続ける姿勢をいう。由来
中国の故事に由来する成語。苦学する者が、木陰では石を枕にし、石の上では木の根を枕にして眠ったという逸話から生まれたとされる。成立の正確な年代は不詳だが、漢籍由来の語として日本には漢文受容(奈良〜平安期以降)を通じて伝わったと考えられる。備考
「どこでも学ぶ・修行する」という比喩で、学問や鍛錬の文脈で用いる。会話より文章語寄り。木や石を文字通り指す表現ではない。例文
- 彼は貧しいながらも樹下石上の心で学び、ついに資格を取った。
- 合宿は快適とは言えないが、樹下石上で鍛えるつもりだ。
- 樹下石上の努力を続ければ、必ず道は開ける。
- 先人の樹下石上に倣い、毎日少しずつでも勉強を積み重ねよう。
- 環境のせいにせず、樹下石上の覚悟で研究をやり抜く。
類義語
- 刻苦勉励
- 勤学苦練
- 粉骨砕身
- 艱難辛苦
対義語
- 安逸無為
- 怠惰放縦