森羅万象
読み方
しんらばんしょう
意味
宇宙・自然界に存在するあらゆるもの、起こるすべての事象。世の中の万物万事を広く指す。
由来
「森羅」は木々が連なり尽くす意から転じて“あらゆる物が並び広がる”こと。「万象」は“無数の形ある事物・現象”。中国古典由来の語で、日本では漢文・仏教的文脈を通じて受容されたが、成立の正確な年代は不明。
備考
硬めで格調高い語。自然や宇宙、万物全体を大きく捉える文脈で用いる。日常会話より文章語・スピーチ向き。
例文
- 森羅万象は移ろいゆくのだから、執着しすぎないことが大切だ。
- 科学は森羅万象を説明しようとするが、未知もまだ多い。
- 俳句は森羅万象を十七音に写し取る芸術だ。
- 彼の好奇心は森羅万象に及び、分野を問わず学び続けている。
- 森羅万象の背後にある法則を探るのが哲学の営みだ。
類義語
- 万物
- 宇宙万物
- 天地万物
- 万有
- あらゆるもの
対義語
- 局部的
- 一部始終(※全体の意になり得るため対義としては弱い)
- 偏狭