桃李満門
読み方
とうり まんもん意味
すぐれた人格や指導力をもつ人のもとに、多くの弟子・教え子・門人が集まっていること。特に、教師や師匠の門下に有能な人材が数多くいるさまを、ほめていう四字熟語です。由来
中国前漢の司馬遷『史記』李将軍列伝(紀元前1世紀ごろ)にある「桃李もの言わざれども、下おのずから蹊を成す」に由来する「桃李」と、「門に満ちる」の意の「満門」を組み合わせた語です。徳や実力のある人のもとには自然に人が集まるという考えから、師の門下に弟子が多いことを表すようになりました。四字熟語としての正確な成立時期は不詳です。備考
主に教師・師匠・指導者をたたえる改まった表現です。祝辞、顕彰文、退職祝いなどでよく使われます。「桃やすももが門に満ちる」という字面どおりの意味ではありません。例文
- 恩師は長年にわたり多くの優秀な卒業生を育て、まさに桃李満門の教育者といえる。
- 退職記念の祝賀会では、先生の桃李満門ぶりをたたえるスピーチが続いた。
- 茶道の家元は桃李満門で、全国に門弟がいることで知られている。
- 祖父は地域の私塾を開き、晩年には桃李満門の喜びを語っていた。
- 彼は学問だけでなく人柄にも優れ、桃李満門を地で行く教授だった。
類義語
- 教え子が多い
- 多くの門人を抱える
- 桃李成蹊
対義語
- 門前雀羅
- 弟子が集まらない
- 人望がない