桃李満門
読み方
とうり まんもん意味
(立派な人物の教えや徳を慕って)弟子や門人が多く、その家や門に出入りする人が絶えないこと。とくに良い師のもとに優れた人材が集まり、門下が盛んなさまをいう。由来
「桃李」は桃やすももで、花や実のある木が人を引き寄せることから「徳ある人の周りに人が集まる」たとえ。「満門」は門いっぱい、門前に人があふれる意。中国古典に由来する漢語で、具体の成立年代は不詳(おおむね漢籍由来の表現)。備考
「桃李」は果樹そのものではなく「徳・教育の象徴」。主に教師・師匠・指導者に用いる。人数の多さを誇るだけの文脈では不自然なことがある。例文
- 恩師の研究室は桃李満門で、ゼミ生の出入りが途切れない。
- 彼は教壇に立って三十年、今や桃李満門の名教師だ。
- 桃李満門の評判を聞きつけ、遠方からも入門希望者が集まった。
- 桃李満門といっても、人数だけでなく育った人材の質が問われる。
- 祖父の道場は桃李満門で、地域の子どもたちの拠り所になっている。
類義語
- 桃李成蹊
- 桃李遍天下
- 門下生徒
- 弟子満門
対義語
- 門前雀羅
- 孤立無援