格物致知
読み方
かくぶつちち
意味
物事の理(道理)を一つ一つ究め、そこから知識・理解を得て知を高めること。学問や修養の基本姿勢をいう。
由来
中国儒教の古典『大学』にある語(「致知在格物」)。朱子学で重視され、近世以降日本にも広まった。成立年代は古代中国(具体年は不詳)。
備考
朱子学・儒学の文脈で用いられやすい硬い語。一般会話より文章語・学術的文章向き。「格物」は「物に格(いた)る=理を究める」の意。
例文
- 研究者として、格物致知の精神で現象を徹底的に観察する。
- 新素材の開発は、試作と検証を重ねる格物致知の積み重ねだ。
- まず事実を集めて理を究める——格物致知こそ学びの出発点である。
- 彼は古典を読み解き、格物致知によって見識を深めた。
- 噂に流されず、格物致知で真相を確かめよう。
類義語
- 窮理尽性
- 探究研鑽
- 博学究理
対義語
- 不学無術
- 無知蒙昧
- 浅学非才