栄枯転変
読み方
えいこ てんぺん意味
世の中の繁栄と衰退、成功と没落が絶えず入れ替わり、物事の状態が一定せず変化し続けること。人の地位、家や国家、企業などの盛衰がはかないものであるという意味で使われる。由来
「栄」は草木が茂ることから繁栄、「枯」は草木が枯れることから衰退を表し、「転変」は物事が移り変わることをいう。漢籍に見られる語素を組み合わせた漢語的成語だが、成句としての初出・成立年は不詳。日本では近世以降、漢文調・仏教的無常観を帯びた表現として用いられてきた。備考
「栄枯盛衰」とほぼ同義だが、やや硬く文章語的。人生・歴史・企業などの盛衰を述べる場面で使われ、日常会話ではあまり頻出しない。例文
- 栄枯転変は世の常であり、今の成功に慢心してはならない。
- かつて繁栄した城下町も、時代の流れの中で栄枯転変を経験した。
- この業界の栄枯転変は激しく、十年前の大企業が今は姿を消している。
- 歴史を学ぶと、王朝や国家の栄枯転変の早さに驚かされる。
- 祖父は商売の栄枯転変を見てきたため、好調な時ほど慎重だった。
類義語
- 栄枯盛衰
- 有為転変
- 盛者必衰
- 盛衰興亡
- 浮沈盛衰
対義語
- 不易不変
- 永久不変
- 万古不易
- 恒久不変