東西南北
読み方
とうざい なんぼく意味
東・西・南・北の四つの方角のこと。また、四方すべて、あらゆる方向、各地という意味でも使う。転じて、場所を限らず広い範囲にわたることや、あちこちに及ぶ様子を表す。由来
中国古代の方位観に基づく漢語で、東・西・南・北の四方を並べた表現。特定の故事に由来する四字熟語ではなく、成立年は不詳。日本には漢語受容の過程で伝わり、少なくとも奈良時代(8世紀ごろ)以降には理解されていたと考えられる。備考
比喩的に『あちこち』『各地』の意味で使える一方、文字どおり単に四方の方角を指す語としても使う。故事成語色は薄く、一般語に近い。例文
- 春の祭りには、東西南北から大勢の人が集まってくる。
- その旅人は東西南北を巡り、各地の文化を記録した。
- 会場には東西南北の名産品がずらりと並んでいた。
- うわさは東西南北に広まり、たちまち有名になった。
- 山に入る前に、まず東西南北の方角を確かめておこう。
類義語
- 四方八方
- 四面八方
- 八方