杯盤狼藉
読み方
はいばん ろうぜき意味
宴会や酒席のあと、杯や皿が散らかり、ひどく乱雑になっているさま。また、酒に酔った人々が騒ぎ、席が乱れきっている様子をいう。物理的な散らかりだけでなく、酒宴のだらしなさ・乱れた雰囲気も表す。由来
中国・前漢時代、司馬遷の『史記』滑稽列伝に見える「杯盤狼藉」に由来する。『史記』の成立は紀元前1世紀ごろ。「杯盤」は杯と皿、「狼藉」は狼が草を踏み荒らしたように物が乱れ散ることを表し、酒宴後の乱雑な様子をいった。備考
文章語・硬い表現で、日常会話では「宴会の後で散らかっている」「ぐちゃぐちゃ」などと言うことが多い。酒席や宴会後の乱雑さを描写する際に使われる。例文
- 忘年会が終わった座敷は、杯盤狼藉として足の踏み場もなかった。
- 深夜まで続いた宴の後、テーブルの上は空き瓶と皿で杯盤狼藉のありさまだった。
- 客が帰ったあと、店員たちは杯盤狼藉の個室を黙々と片づけた。
- 祝いの席は大いに盛り上がったが、翌朝見ると部屋は杯盤狼藉としていた。
- 彼の家での飲み会はいつも楽しいが、終わるころには必ず杯盤狼藉になる。
類義語
- 乱杯狼藉
- 乱雑狼藉
- 雑然紛然
- 酒宴の乱れ
- 宴の後の散乱
対義語
- 整理整頓
- 整然秩序
- 一糸不乱
- 清潔整然