有頂天外
読み方
うちょう てんがい意味
非常にうれしくて気持ちが舞い上がり、我を忘れるほど得意になること。また、そのようす。単なる喜びよりも、浮かれすぎて冷静さを失うという含みで使われることが多い。由来
仏教語に由来する語です。もとになった「有頂天」は、色界十八天の最上位にある天を指し、日本には奈良〜平安期(8〜9世紀頃)に仏教とともに伝わったと考えられます。「有頂天外」は、そのさらに外に出るほど舞い上がる意から、非常な歓喜や得意を表す成句になりました。正確な初出年は不詳です。備考
現在は「有頂天」の方が一般的で、「有頂天外」はやや文章語的です。喜びや得意で舞い上がる、少し誇張された響きがあります。例文
- 念願だった留学が決まり、彼はしばらく有頂天外の様子だった。
- 一度ほめられたくらいで有頂天外になっていては、成長は望めない。
- 優勝の知らせを聞いた選手たちは、有頂天外で抱き合って喜んだ。
- 新商品の大ヒットに、社内は有頂天外の雰囲気に包まれた。
- 彼女は合格通知を受け取ると、有頂天外になって家族へ何度も電話した。
類義語
- 有頂天
- 欣喜雀躍
- 狂喜乱舞
- 得意満面
対義語
- 意気消沈
- 落胆失意
- 意気阻喪
- 失望落胆