有象無象
読み方
うぞうむぞう
意味
取るに足らない多くの人々や、雑多でまとまりのない連中をあざけっていう語。価値の低いものが入りまじっているという含みをもつ。
由来
「有象」は仏教語で形あるもの(色法)、「無象」は形のないものを指す語とされる。転じて「ありとあらゆるもの」→「雑多な人々」の意になった。成立年代は諸説あり、正確な年代は不詳。
備考
やや侮蔑的・否定的な語感が強い。人に向けて直接使うと失礼になりやすいので注意。文章語・口語どちらでも用いるが、硬めの響きがある。
例文
- 会場には有象無象の記者が押しかけ、取材は混乱した。
- 有象無象の噂に振り回されず、公式発表を待とう。
- 彼は有象無象の意見ではなく、専門家の助言を重視した。
- ネット上には有象無象の情報があふれている。
- 有象無象の中に紛れて、彼は静かにその場を去った。
類義語
- 烏合之衆
- 雑多
- 玉石混交
- 群集
- 大勢
対義語
- 精鋭
- 選りすぐり
- 少数精鋭