有耶無耶
読み方
うやむや意味
物事の決着や説明をつけず、曖昧なままにしてしまうこと。また、内容や記憶がはっきりせず、ぼんやりしている状態。真偽・責任・方針などが定まらない様子にもいう。由来
語源は諸説ありますが、一般には「有や無や(あるのか、ないのか)」が変化した語とされます。「耶」は疑問を表す漢字です。成立した正確な年は不明ですが、中世末から近世にはすでに用いられ、少なくとも江戸時代には「有耶無耶」の表記が定着していたと考えられています。備考
現代では漢字よりも「うやむや」とかな書きされることが多い。「有耶無耶にする」の形で、問題や責任、返答を意図的に曖昧にする意味でよく使う。例文
- 彼は都合の悪い質問を有耶無耶にして、会議を終わらせた。
- 責任の所在を有耶無耶にしたままでは、同じ失敗が繰り返される。
- 契約条件を有耶無耶にすると、後で大きなトラブルになる。
- 昔のことなので、その日の記憶はもう有耶無耶だ。
- 二人の関係を聞かれても、彼女は有耶無耶な返事しかしなかった。
類義語
- 曖昧
- あやふや
- 不明確
- 曖昧模糊
対義語
- 明確
- 明瞭
- 明白
- 判然