有名無実
読み方
ゆうめいむじつ
意味
名声や肩書きだけが立派で、実際の内容や実力・実態が伴っていないこと。名だけで中身がないさま。
由来
「有名(名はある)」と「無実(実がない)」を組み合わせた漢語的表現。中国古典由来の特定の故事は不詳で、日本では近代以降の文章語として広く用いられる(成立年代は明確ではない)。
備考
文章語・評論で多用。人や組織・制度・肩書きなどに用い、口語では「名ばかり」「看板倒れ」が自然。やや批判的な語感がある。
例文
- 彼の肩書きは立派だが、仕事ぶりは有名無実だ。
- この委員会は設置されたものの、予算も権限もなく有名無実に終わっている。
- 看板だけ掲げても、サービスが伴わなければ有名無実と言われる。
- 改革案は華々しく発表されたが、実行計画がなく有名無実だった。
- 名目上は支援制度があるのに申請できる人が少なく、有名無実になっている。
類義語
- 名ばかり
- 看板倒れ
- 羊頭狗肉
- 徒有其名
対義語
- 名実一体
- 名実相伴
- 名実一致