月明星稀
読み方
げつめい せいき意味
月が明るく照っているため星の光が弱く見え、星がまばらに見えること。転じて、あるものが際立って目立つと、周囲のものがかすんで目立たなくなるたとえにも用いる。由来
中国古典に由来する成句で、明るい月光の下では星が少なく見える情景を述べた表現から定着したとされる。具体的な初出年代ははっきりしない(詩文の慣用表現として広く用いられた)。備考
主に情景描写として用いるが、比喩として「突出した存在が他を目立たなくする」意味でも使える。会話より文章語寄り。例文
- 月明星稀の夜、川面に月が揺れていた。
- 月明星稀の静けさに、虫の声だけが響く。
- 彼の才能は月明星稀で、周囲の努力がかすんで見えた。
- 舞台で主役が光りすぎて、他の役者は月明星稀のような印象になった。
- 月明星稀の晩は、星空観察には向かない。
類義語
- 月朗星稀
- 月白風清
- 月明風清
対義語
- 月明星稀(対になる定型の四字熟語は特にない)