曠日持久
読み方
こうじつ じきゅう意味
むなしく日を費やし、物事がいつまでも長引くこと。決着や成果が出ないまま、時間だけが過ぎていく状態をいう。交渉・裁判・戦争・議論などが長期化して停滞する場合に用いられる。由来
中国の古典『戦国策』趙策に見える表現に由来するとされる。『戦国策』は戦国時代(紀元前5〜前3世紀)の遊説や外交策を集め、前漢末の劉向が紀元前1世紀ごろに整理編纂した書。「曠日」は日をむなしく過ごすこと、「持久」は長く持ちこたえること。備考
文章語・硬い表現で、日常会話ではあまり使わない。単なる「長続き」ではなく、無為に長引き停滞する否定的な含みが強い。例文
- 両社の交渉は条件面で折り合わず、曠日持久の様相を呈している。
- 訴訟が曠日持久に陥れば、当事者双方の負担はますます大きくなる。
- 会議は論点整理を怠ったため、曠日持久となって結論が出なかった。
- この紛争を曠日持久にしないためには、早期の仲裁が必要だ。
- 改革案は各部署の反対で曠日持久し、実施の時期を逃してしまった。
類義語
- 長期化
- 長期戦
- 遷延日久
- 延引遷延
- 徒過遷延
対義語
- 速戦即決
- 即断即決
- 短期決戦
- 迅速果断