曖昧模糊
読み方
あいまい もこ意味
物事の内容・状態・境界などがはっきりせず、ぼんやりしていて確かでないこと。説明や態度、記憶、方針などが不明確で、つかみどころがない様子を強めていう語。由来
中国由来の漢語「曖昧」と「模糊」という、どちらも「はっきりしない・ぼんやりしている」を意味する語を重ねて強調した表現です。四字熟語としての正確な初出年は不詳ですが、漢文脈の語として近世以前から用例があり、日本では少なくとも明治期には一般的に用いられていました。備考
「曖昧」と「模糊」を重ねて不明確さを強めた語。やや文章語・硬めの表現で、「曖昧模糊とした」「曖昧模糊たる」の形で使うことが多い。否定的評価を帯びやすい。例文
- 彼の説明は曖昧模糊としていて、結局何を主張したいのか分からなかった。
- 事件当日の記憶が曖昧模糊で、証言には慎重さが求められた。
- 会社の将来像が曖昧模糊なままでは、社員は安心して働けない。
- 責任の所在を曖昧模糊にした発言は、かえって不信感を招く。
- 霧の中に浮かぶ山並みが曖昧模糊として見え、幻想的だった。
類義語
- 有耶無耶
- 漠然
- 不明瞭
- 朦朧
- あやふや
対義語
- 明確
- 明白
- 判然
- 一目瞭然
- 明瞭