時期尚早
読み方
じき しょうそう意味
物事を行うには、まだ時期が早すぎること。計画・判断・発表・実行などについて、必要な準備や条件が整っておらず、今すぐ行うべきではないという意味で使う。由来
「時期」は物事を行うのに適した時、「尚早」は「なお早い」、つまりまだ早すぎるという意味の漢語。二語が結び付いた表現で、正確な成立年は不明。漢文訓読的な語構成を持ち、近代以降の公文書・評論・報道などで広く用いられるようになったと考えられる。備考
やや硬い表現で、会議・報道・評論など改まった場面に多い。「早すぎる」と判断を慎重に促す語で、否定的・抑制的なニュアンスを伴う。例文
- 新制度の導入は、現場の準備が整っておらず時期尚早だ。
- その研究結果だけで結論を出すのは時期尚早である。
- 海外進出を検討しているが、資金面を考えるとまだ時期尚早だろう。
- 彼を次期リーダーに指名するのは、経験不足のため時期尚早だ。
- 規制を全面的に解除する判断は、感染状況を見れば時期尚早と言わざるを得ない。
類義語
- 時機尚早
- 早計
- 性急
- 拙速
- 時期未到
- 機が熟していない
対義語
- 時機到来
- 好機到来
- 機運到来
- 機が熟す
- 満を持す