春風化雨
読み方
しゅんぷう かう意味
春の風と万物を育てる雨のように、人に穏やかに影響を与え、自然に良い方向へ導くこと。特に、すぐれた教育者や指導者が、温かい徳や教えによって人を感化し育てることをいう。由来
中国古典に由来する表現。「化雨」は『孟子』尽心上の「時雨化之」に見える、恵みの雨が万物を育てる意から発展したもの。『孟子』は戦国時代末期、紀元前4〜3世紀ごろの成立とされるが、「春風化雨」という四字句として定着した時期は不詳。備考
人柄や教育・指導をほめる改まった表現。日常会話より、文章・式辞・教育関係の文脈で使われやすい。例文
- 恩師の春風化雨の教えによって、彼は学ぶ喜びを知った。
- 校長先生の言葉には春風化雨の趣があり、生徒たちは自然と姿勢を正した。
- 厳しく叱るよりも、春風化雨のような指導がこの子には合っている。
- 彼女のリーダーシップは春風化雨で、職場の雰囲気を少しずつ良くしていった。
- 地域の若者を育てた老教師の姿は、まさに春風化雨というべきものだった。
類義語
- 薫陶
- 感化教育
- 徳化
- 慈雨の教え
対義語
- 厳罰主義
- 威圧的指導
- 秋霜烈日