明窓浄几
読み方
めいそう じょうき意味
明るい窓と清潔な机の意から、清らかで気持ちよく整った書斎や勉強部屋、また学問や読書に適した落ち着いた環境をいう。空間が整い、心静かに物事に向かえる状態を表す言葉。由来
中国の成語「明窗浄几(明るい窓、清らかな机)」に由来する。「几」は机のこと。北宋の文人・欧陽脩(1007~1072)の随筆『試筆』に見える「明窗浄几、筆硯紙墨、皆極精良…」の句が典拠とされ、成立はおおむね11世紀、宋代と考えられる。日本では「窗」を常用の「窓」に替えた「明窓浄几」の形で用いられる。備考
日常会話ではやや硬く、文学的・教養的な表現。単なる掃除済みの部屋より、読書・学問・執筆にふさわしい清らかな空間をほめる時に合う。例文
- 受験勉強に集中するため、机まわりを片づけて明窓浄几の環境を整えた。
- 祖父の書斎は古い本が多いのに、いつも明窓浄几としていて気持ちがよい。
- 創作に行き詰まったときは、部屋を掃除して明窓浄几の気分に戻すことにしている。
- 図書館の閲覧室は日当たりがよく、まさに明窓浄几で読書にふさわしい場所だった。
- 彼は明窓浄几のもとで筆を執ることを好み、雑然とした場所では原稿を書かなかった。
類義語
- 窓明几浄
- 清潔整頓
- 整理整頓
- 清潔な書斎
- 整った学習環境
対義語
- 乱雑狼藉
- 雑然
- 不潔
- 散らかった部屋