旧態依然
読み方
きゅうたい いぜん意味
昔のままの古いやり方や状態が少しも改まらず、そのまま残っていること。特に、制度・組織・考え方などが時代に合わないのに変化せず、進歩がないことを批判的にいう。由来
「旧態」は古いありさま、「依然」はそのままで変わらないさまを意味する漢語。特定の中国古典を直接の典拠とする成句として広く知られているわけではなく、漢語の組み合わせとして成立した表現と考えられる。日本では明治後期から大正期(1900年前後)には新聞・評論などで用いられ、現在の意味で定着した。備考
やや硬い文章語で、普通は批判的な意味で使う。「旧態依然の体質」「旧態依然とした制度」のように、組織・慣行・考え方を評する用法が多い。例文
- その会社の会議の進め方は旧態依然としていて、若手の意見がほとんど反映されない。
- 制度を見直すと言いながら、実際の運用は旧態依然のままだ。
- 商店街を活性化するには、旧態依然とした発想から脱却する必要がある。
- 役所の手続きが旧態依然としているため、利用者の不満が高まっている。
- 彼の作品は技術的には高いが、表現の面ではやや旧態依然として見える。
類義語
- 因循姑息
- 守旧
- 旧弊
- 代わり映えしない
対義語
- 面目一新
- 刷新
- 一新
- 革新