旁若無人
読み方
ぼうじゃく ぶじん意味
人前であることを気にせず、まるで周囲に誰もいないかのように勝手に振る舞うこと。自分中心で、他人への配慮や遠慮がまったくない態度をいう。多くは相手を非難する意味で使われる。由来
中国前漢の司馬遷『史記』刺客列伝(紀元前91年ごろ成立)に由来する。荊軻と高漸離が市中で歌い、また泣いて、まるで傍らに人がいないかのようであったという記述「旁若無人」から。日本では、周囲を無視して勝手に振る舞う意で定着した。備考
現在は他人への配慮を欠く横柄さを非難して使うことが多い。「傍若無人」と書くことも一般的。人を強く批判する語なので、使う場面に注意。例文
- 彼は会議で人の発言をさえぎり、旁若無人な態度を取った。
- 電車の中で大声で通話するのは、旁若無人だと思われても仕方がない。
- 成功してからの彼は少し旁若無人になり、友人たちが距離を置くようになった。
- その店員の旁若無人な接客に、客たちは不快感を覚えた。
- 旁若無人に振る舞う上司の下では、部下が安心して意見を言えない。
類義語
- 傲岸不遜
- 唯我独尊
- 横柄
- 尊大
- 不遜
対義語
- 謙虚
- 礼儀正しい
- 慎み深い
- 遠慮がち