斎戒沐浴
読み方
さいかい もくよく意味
神仏への祈願や祭祀、重要な行事に臨む前に、飲食や行動を慎み、髪や体を洗って心身を清めること。転じて、大切なことに取りかかる前に、気持ちを引き締めて準備することもいう。由来
「斎戒」は祭祀の前に飲食・行動を慎み不浄を避けること、「沐浴」は髪や体を洗うこと。古代中国の祭祀礼法に基づく語で、周代(紀元前11世紀ごろ〜前3世紀)の礼制に由来するとされるが、四字熟語としての厳密な初出年代は不明。備考
宗教儀礼や神聖な行為に関わる硬い表現。現代では比喩的に「厳粛に準備する」の意味でも使うが、日常会話ではやや大げさ。例文
- 神前で誓いを立てるため、彼は斎戒沐浴して朝を迎えた。
- 大切な茶会の前夜、師匠は斎戒沐浴の心構えで道具を整えた。
- 新年の祈願に臨む氏子たちは、斎戒沐浴して参道に集まった。
- 彼女は人生を左右する面接を前に、斎戒沐浴するような気持ちで準備した。
- 古い儀式では、祭主が数日前から斎戒沐浴する決まりになっていた。
類義語
- 精進潔斎
- 潔斎
- 沐浴潔斎
- 身を清める
対義語
- 不浄
- 不潔
- 放縦