文人墨客
読み方
ぶんじん ぼっかく意味
詩文や書画に親しみ、文学・芸術の素養を備えた人々のこと。特に、詩や文章を書く人、風雅を解する教養人をまとめていう、やや古風で格調のある表現。由来
中国の漢語表現に由来します。「文人」は学問や詩文に携わる人、「墨客」は筆墨をあやつる文筆家・詩人の意です。中国古典で古くから見られる語の組み合わせで、日本でも漢文や和漢の文脈を通じて受け入れられ、遅くとも江戸時代には用例が確認されます。厳密な成立年は不詳です。備考
主に文章語で、やや古風かつ雅な響きをもつ語。現代では日常会話より、文学史・美術史・観光案内などで使われやすい。実作者だけでなく、風雅を愛する教養人を広く指すこともある。例文
- 京都には古くから多くの文人墨客が集い、独自の文化を育んできた。
- その旅館は、明治の文人墨客がしばしば逗留したことで知られている。
- 彼は文人墨客との交流を通じて、詩と書の腕を磨いた。
- 展覧会では、文人墨客が愛用した筆や硯も展示されていた。
- 風雅を重んじるその町は、今もなお文人墨客を引きつけてやまない。
類義語
- 詩人墨客
- 文士
- 文人
- 風流人
対義語
- 武人
- 俗物