故事来歴
読み方
こじ らいれき意味
物事が現在の形になるまでの、これまでのいきさつ・由来・経過のこと。ある制度や慣習、事件などについて「どういう事情でそうなったのか」という背景や歴史を指して用いる。由来
「故事」は昔から伝わる出来事・故事、「来歴」はこれまでの経過・由来の意。中国古典由来の語要素を組み合わせた漢語で、四字熟語としての成立時期(具体的な年・時代)は不明。近世以降の文章語で「由緒・沿革」の意味で用いられてきた。備考
やや硬い文章語。会話では「由来」「いきさつ」「経緯」を使うことが多い。「故事来歴を述べる/たどる」などと用いる。例文
- この祭りの故事来歴を調べると、江戸時代の飢饉供養に行き着く。
- 制度の改正案を検討する前に、現行制度の故事来歴を共有しておきたい。
- 彼は家の故事来歴を語り、先祖がこの地に移り住んだ経緯を説明した。
- 事件の故事来歴を丁寧に追うことで、報道の見落としが見えてきた。
- 展示品の故事来歴が不明なため、真贋の判断が難しい。
類義語
- 由来
- 来歴
- 沿革
- 経緯
- いきさつ
- 由緒
対義語
- 無縁
- 無関係
- 行き当たりばったり