攻守同盟
読み方
こうしゅ どうめい意味
互いに攻撃するときも防衛するときも協力することを約束した同盟のこと。もとは国家や軍事勢力の間で、敵に対して共に戦い、一方が攻められた際には他方が助ける取り決めをいう。転じて、政党・企業・派閥などが利害の一致から強く結びつくことにも使われる。由来
「攻」は攻撃、「守」は防衛、「同盟」は協力の約束を表す語。近代日本が西洋の外交・国際法の概念を取り入れた明治期(19世紀後半)に、英語の “offensive and defensive alliance” などの訳語として成立・定着したと考えられる。厳密な初出年は不明。備考
本来は国家間の軍事・外交上の正式な同盟を指す硬い語。現代では政党・企業・派閥などの強い協力関係を比喩的に表すこともあるが、やや書き言葉的。例文
- 両国は外敵の侵入に備えて攻守同盟を結んだ。
- 選挙を前に、対立していた二派が一転して攻守同盟を組んだ。
- 新規参入企業に対抗するため、老舗二社は事実上の攻守同盟を築いている。
- 彼らは普段はライバルだが、大会運営では攻守同盟のように協力した。
- 歴史の授業で、その時代の攻守同盟が戦局を大きく左右したと学んだ。
類義語
- 軍事同盟
- 同盟関係
- 共同戦線
- 提携
対義語
- 敵対関係
- 反目
- 離反
- 単独行動