改邪帰正
読み方
かいじゃ きせい意味
誤った考えや悪い行いを改め、正しい道に立ち返ること。邪道や不正から離れ、道理や道徳にかなった生き方へ戻るという意味で、個人の改心にも、組織や社会の方針是正にも用いられる。由来
中国の漢文・仏教的表現に由来する語で、「邪を改めて正に帰る」という意味を四字に凝縮したものです。遅くとも六朝時代(6世紀ごろ)には成立していたと考えられますが、初出を特定する説は一定していません。日本へは漢籍・仏教語の受容とともに伝わりました。備考
仏教・漢語的な響きが強い文章語で、日常会話ではやや硬め。個人の改心だけでなく、組織・政策・社会の是正を述べる際にも比喩的に使われる。例文
- 彼は若い頃の非行を深く反省し、改邪帰正して地域のために働くようになった。
- 不正が発覚した企業には、形だけでなく本気の改邪帰正が求められる。
- 師は弟子に、過ちを恐れるよりも改邪帰正する勇気を持てと諭した。
- その小説では、盗賊の頭目が人の情けに触れて改邪帰正する場面が描かれる。
- 政権が信頼を取り戻すには、失策を認めて改邪帰正の姿勢を明確に示す必要がある。
類義語
- 改過自新
- 悔過自新
- 回心転意
対義語
- 捨正帰邪
- 悪逆非道
- 暴虐無道