擲果満車
読み方
てきか まんしゃ意味
容姿のすぐれた男性が、女性たちから非常にもてはやされること。また、そのような美男子のたとえ。文字どおりには、女性が投げた果物で車がいっぱいになる意で、並外れた人気ぶりを表す。由来
中国・西晋の美男子、潘岳(はんがく/潘安)の逸話に由来する。若い潘岳が洛陽を出歩くと女性たちが見物に集まり、果物を投げ入れたため車がいっぱいになったという。典拠は『晋書』潘岳伝など。時代は3世紀後半〜4世紀初頭、書物の成立は唐代(7世紀ごろ)。備考
古典由来の雅語的表現で、日常会話ではあまり使わない。現代では比喩的に「非常にもてる美男子」の意で用いることが多く、通常は男性に対して使う。例文
- 彼は若いころ、町を歩くだけで視線を集める擲果満車の美男子だった。
- その新人俳優は擲果満車の人気を博し、イベント会場は大混雑となった。
- 古典では、女性たちに熱狂的に慕われる男性を擲果満車と表現することがある。
- 容姿端麗な彼は、学生時代から擲果満車といってよいほどの評判だった。
- 先生は潘岳の逸話を引きながら、擲果満車という語の意味を説明した。
類義語
- 美男子
- 二枚目
- 伊達男
- 面如冠玉
対義語
- 醜男
- 不器量
- 無骨者