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挙案斉眉

読み方

きょあん せいび

意味

夫婦が互いに礼を尽くし、深く敬い合って仲むつまじく暮らすこと。もとは妻が夫を敬う態度を表した語だが、現在は夫婦間の相互尊重をいう場合にも用いられる。

由来

中国後漢の梁鴻の妻・孟光が、食事の盆(案)を眉の高さまで捧げて夫に差し出した故事に由来する。『後漢書』逸民伝・梁鴻伝(5世紀成立)に見え、故事の時代は後漢、1〜2世紀頃とされる。

備考

古風で硬い表現。由来には妻が夫に仕える儒教的価値観が含まれるため、現代では相互尊重の意味で使うのが無難。

例文

  • 祖父母は結婚して五十年になるが、今も挙案斉眉の仲で周囲の憧れだ。
  • 互いの仕事を尊重し合う二人の姿は、まさに挙案斉眉と言える。
  • 挙案斉眉の夫婦であり続けるには、日々の感謝を言葉にすることが大切だ。
  • 彼は妻を立て、妻も彼を支える、挙案斉眉の関係を築いている。
  • 昔の物語に描かれる挙案斉眉は、現代では対等な敬意の象徴として読み替えられることがある。

類義語

  • 琴瑟相和
  • 比翼連理
  • 夫唱婦随
  • 鴛鴦之契

対義語

  • 琴瑟不調
  • 夫婦不和
  • 同床異夢

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