挙措進退
読み方
きょそ しんたい意味
立ち居振る舞い、日常の動作、進む・退く場面での判断などを含めた、身の処し方全般をいう。転じて、人前での態度やふるまい、処世のしかた全体を表す。個々の動作だけでなく、品位や礼儀、落ち着きまで含めて評する際に使われる。由来
「挙措」は立ち居振る舞い、「進退」は進む・退くことから転じて身の処し方を表す漢語で、この二語を重ねて行動全般をいうようになった。中国古典に由来する表現で、源流は先秦〜漢代(紀元前3世紀〜紀元後2世紀)にさかのぼると考えられるが、四字熟語としての厳密な初出は未詳。備考
主に文章語・やや硬い言い方。単に動作だけでなく、礼儀・品位・処世を含む広い意味で使われる。公的な人物や目上の人のふるまいを評する文脈で見かけやすい。例文
- 彼女の挙措進退には無駄がなく、長年の鍛錬が感じられた。
- 役員には、公私を問わず挙措進退の慎みが求められる。
- 茶道では、道具の扱いだけでなく挙措進退の美しさも重んじられる。
- 新任の教師は、子どもたちの前での挙措進退にいっそう気を配っていた。
- その政治家は、記者会見での挙措進退まで厳しく見られている。
類義語
- 立ち居振る舞い
- 身の処し方
- 起居動作
- 言動